−歌パロShort story−
君の中の永遠

by Sin

 月明かりに照らされた君の寝顔。
 どんな夢を見てるんだろう? とても穏やかな寝顔をしている…
 愛しくて、君の肩をそっと抱き寄せた。

 微かに呻いて、身動ぐ。

 浮かんだ微笑みの横で、微かに残る涙の後…
 いつも忙しくてすれ違ってばかりの夜…君に寂しい思いをさせているんじゃないか?
 抱きしめた君の寝息が、今の僕には優しすぎて…胸に刺さる…

 窓の外に見えるのは、眠る事を忘れた大都会の灯り。
 どんな時にも忘れないで欲しい…
 この広い都会で、君と迎える朝が俺にとって一番大切なんだ…

 優しさだけでは、愛は奪いきれない。
 …たとえ誰かを傷つける事になっても、君の笑顔だけは誰にも譲れない。

 優しさだけでは、愛は守りきれない。
 だから…僕は君だけを、いつも見つめてる。


 僕に全てを預けて眠っている君の姿。
 そんな君の仕草全てが僕を離さない。
 君を想う時間が、荒んでいた僕の全てを変えていく…

 強がりもわがままも…弱さも涙も…
 君の全てを1つ残らず、受け止めよう。

 窓に映る月に、そっと1人呟く。
 それは決意…それは誓い…それは……想い……

 後悔なんてさせない…
 全てを超えて想いは溢れる。

 愛しているよ…なんて上手く言えないけど、いつまでも僕の側で…
飾らない心でいて欲しい。
 感じているよ…きっと…ずっと探し続けてきた永遠は…君の中にあるって…


 優しさだけでは…愛を奪う事も守る事も出来はしない…

 たとえ誰かを傷つけても…たとえ誰かを泣かせても…
 それでも僕は…君の笑顔だけは譲れない。
 信じて欲しい。僕は君だけをいつも見つめているんだ…

 いつもうまく言えない…愛を伝える言葉…
 そんな僕だけど…君には、いつまでも僕の側で飾らない心でいて欲しい…

 今、感じている…
 僕がずっと探し続けてきた永遠は…君の中にある…



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